太陽光発電は、光エネルギーから直接電気を作る太陽電池(半導体素子)を利用した発電方式です。
家庭内で使える電気(交流電力)に変換し、その電気を使ったり、蓄えたり、売ったりします。
二酸化炭素を発生させないため、地球環境に優しいのが特徴です。
環境問題に注目している近年では、日本政府としても普及させるため、様々な推進施策をとっています。
電力会社から毎月届く「電気料金のお知らせ(検針票)」に、電力料金の一部として再エネ賦課金の料金が記載されています。
この再エネ賦課金を、太陽光発電を導入することで削減することができます。
自家消費で余った電力は、電力会社に買い取ってもらえます。
固定価格買取制度(FIT制度)により、住宅用太陽光発電でつくられた電力は、10年間同じ価格での買い取りが保証されています。
場合によっては、一般的な市場価格よりも高い価格で買い取ってもらうことも可能です。
そのため、10年間は売電単価が下がらないため、安定的な収入を得ることができます。
台風や地震など突然の災害で停電となった場合、長時間~数日間復旧しないことも考えられます。
そんな時、太陽光発電を利用していれば、電力会社に影響されず電気を使うことができます。
停電が起きると太陽光発電で得た直流の電気を交流に変換するパワーコンディショナーも停止してしまうため、そのままでは電気を使うことができません。
パワーコンディショナーを自立運転モードに切り替え「自立運転機能」を使うことで、電気を使用できるようになります。
さらに蓄電池と併用すれば、夜間の電気使用にも対応できます。